画面占有率を86.4%に高めたスマートフォンZUK Edgeを発表
- 2016年12月20日
- Android関連
中国のLenovo (聯想)傘下のBeijing ShenQi Technology (北京神奇工場科技)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「ZUK Edge」を発表した。
フロントのディスプレイ占有率を86.4%まで高めたスマートフォンである。
ZUK EdgeにはZUK Edge 旗艦版、ZUK Edge 臻享版、ZUK Edge L 李敏鎬代言版が用意されている。
OSにはAndroid 7.0 Nougat VersionをベースとするZUI 2.5を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 821 (MSM8996Pro)を搭載する。
CPUはクアッドコアで動作周波数が最大2.35GHzとなっている。
ディスプレイは約5.5インチFHD(1080*1920)液晶を搭載し、画素密度は403ppiである。
2.5Dガラスを採用しており、フロントパネルは淵が丸みを帯びた形状となる。
カメラはリアにSamsung Electronics製の約1300万画素ISOCELLセンサ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/ 900(B8)/850(B5)/800(B20) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
下りはLTE DL Category 12やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC)に対応し、上りはLTE UL Category 13およびキャリアアグリゲーションに対応しており、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備えている。
プライマリのSIMカードでFDD-LTE方式またはTD-LTE方式を利用時に、セカンダリのSIMカードではW-CDMA方式で音声通話を使える。
Bluetooth 4.1や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)にも対応している。
システムメモリの容量はZUK Edge 旗艦版とZUK Edge L 李敏鎬代言版が4GBでZUK Edge 臻享版が6GB、内蔵ストレージの容量はすべて64GBである。
電池パックは内蔵式で、容量は3100mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
物理的なキーとしてU-Touch 2.3を搭載し、押下やスライドなど1つのキーで複数の役割を果たす。
U-Touch 2.3には高速な指紋認証機能を備えており、利便性やセキュリティ性能を高めている。
カラーバリエーションはZUK Edge 旗艦版とZUK Edge 臻享版が陶瓷白と鈦晶黒の2色展開で、ZUK Edge L 李敏鎬代言版が陶瓷白の1色展開である。
中国で販売することが決まっており、価格はZUK Edge 旗艦版が2,299人民元(約39,000円)、ZUK Edge L 李敏鎬代言版とZUK Edge 臻享版が2,499人民元(約42,000円)に設定されている。
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