韓国のKTが2月にZTEと共同開発したスマートフォンを発売へ
- 2017年01月10日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者であるKTは2017年2月に中国のZTE (中興通訊)と共同開発したスマートフォンを発売することが韓国メディアの報道で分かった。
企画段階からKTとZTEが共同で手掛けており、KTが単独で販売する計画と伝えられている。
ディスプレイは約5.0インチで、KTのLTEサービスに対応しており、出庫価格は30万~50万韓国ウォン(約29,000~48,000円)程度の中低価格帯になるという。
KTはZTEと共同開発した専用のスマートフォンを中低価格帯で投入することにより、競合他社とラインナップの差別化を図る狙いがある。
韓国ではSamsung ElectronicsやLG Electronicsは自社ブランドで一定の販売台数が見込めるため、移動体通信事業者が自社専用のスマートフォンを導入するためには韓国メーカーから要求される納入台数が厳しいとされている。
一方で、中国メーカーは韓国でスマートフォンを販売するためには販売チャネルやサポート体制が不十分であるが、移動体通信事業者専用のスマートフォンとして投入すれば移動体通信事業者の販売チャネルを活用可能で、さらにマーケティングからサポートまで移動体通信事業者が担当するため、中国メーカーとしてもメリットが大きい。
このように韓国の移動体通信事業者と中国メーカーのニーズが噛み合うため、韓国では中国メーカー製の移動体通信事業者専用のスマートフォンが増加しており、KTはZTEと共同開発したスマートフォンを投入することになるという。
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