セカンドディスプレイを搭載したスマートフォンHTC U Ultraを発表
- 2017年01月12日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「HTC U Ultra」を発表した。
HTCが新たに展開するHTC Uシリーズのスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用する。
独自ユーザインターフェースとしてHTC Senseを導入している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 821 (MSM8996Pro)である。
CPUはクアッドコアで動作周波数が最大2.15GHzとなっている。
ディスプレイはメインが約5.7インチWQHD(1440*2560)Super LCD 5で、画素密度は513ppiに達する。
常時表示に対応したセカンドディスプレイも搭載しており、セカンドディスプレイは約2.05インチで解像度が1040*160となる。
フロントパネルは内蔵ストレージの容量が64GBのモデルはCorning Gorilla Glass 5、128GBのモデルはサファイアガラスを採用している。
カメラはリアに光学手ブレ補正に対応した約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサHTC UltraPixel 2、フロントに約1600万画素裏面照射型CMOSイメージセンサHTC UltraPixelを備える。
通信方式はシングルSIM版がFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B12/B17/B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応し、デュアルSIM版がFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5)/800(B20)/700(B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
LTE UE Category 11およびLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応し、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用している。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBと128GBを用意している。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3000mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応し、充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
フロントには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
筐体の素材には3Dガラスを採用している。
カラーバリエーションは亮麗黒、寶石藍、冰雪白、彩妝粉の4色展開である。
台湾ではデュアルSIM版を販売することが決まっており、価格は内蔵ストレージの容量が64GBのモデルで23,900台湾ドル(約86,000円)、128GBのモデルで28,900台湾ドル(約104,000円)に設定されている。
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