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LGエレクトロニクスが四半期ベースで6年ぶりの赤字転落、スマホ失敗が響く



韓国のLG Electronicsは2016年第4四半期の業績を発表した。

2016年第4四半期の連結売上高は14兆7,777億韓国ウォン(約1兆4,400億円)で、前年同期比1.5%増、前四半期比11.7%増を記録したが、営業利益は352億韓国ウォン(約34億円)の赤字となった。

事業本部別の業績も公開されている。

H&A (Home Appliance & Air Solution)事業本部は売上高が4兆433億韓国ウォン(約3,940億円)、営業利益は1,501億韓国ウォン(約146億円)である。

売上高はオフシーズンの影響で前四半期比5.3%減となったが、韓国国内で生活家電の販売が増えて前年同期比5.6%増を記録した。

営業利益はプレミアムブランドのLG SIGNATUREやそれに関連するブランドへの投資、展開地域の拡大に伴うマーケティング費用が発生し、前年同期比30.1%減となった。

MC (Mobile Communications)事業本部の売上高は2兆9,036億韓国ウォン(約2,829億円)、営業利益は4,670億韓国ウォン(約455億円)の赤字となり、赤字幅は拡大して7四半期連続の赤字を記録した。

LG V20の販売台数が増加し、主力市場と位置づける北米でスマートフォンの販売台数が増加したことで売上高は前期比15.2%増となった。

しかし、LG V20のマーケティング費用や事業構造改善活動に伴う費用が発生し、MC事業本部のみでは赤字が続いた。

HE (Home Entertainment)事業本部は売上高が前年同期比1.1%増、前四半期比15.7%増で4兆7,933億韓国ウォン(約4,671億円)とした。

営業利益は1,640億韓国ウォン(約160億円)で、繁忙期競争の激化に伴うマーケティング費用の増加やテレビ向けパネル価格の上昇により前四半期比57.0%減となったが、テレビのプレミアム製品が販売好調で前年同期比50.2%増となった。

VC (Vehicle Components)事業本部は売上高が8,657億韓国ウォン(約844億円)で、前年同期比66.4%増、前四半期比28.3%増を記録した。

しかし、インフォテインメント分野や電気自動車部品への先行投資を継続したため、営業利益は145億韓国ウォン(約14億円)の赤字となった。

LG Electronicsとしては四半期ベースの業績では約6年ぶりの赤字転落となり、主要な原因はMC事業本部の不振である。

これまでH&A事業本部やHE事業本部がMC事業本部の赤字を補填していたが、2016年第4四半期は他事業本部が補填できないほどMC事業本部の業績が深刻化した。

また、2016年通年の連結売上高は前年比2.0%減の55兆3,670億韓国ウォン(約5兆3,952億円)、営業利益は前年比12.2%増の1兆3,378億韓国ウォン(約1,304億円)である。

2016年通年における事業本部別の業績も公開されている。

H&A事業本部は売上高が17兆2,342億韓国ウォン(約1兆6,794億円)で前年比4.3%増、プレミアム製品の販売好調やコスト削減などにより営業利益は過去最高の1兆3,344億韓国ウォン(約1,300億円)を達成した。

MC事業本部はフラッグシップのスマートフォンであるLG G5の販売不振や競争激化の影響で赤字幅が拡大し、営業利益は1兆2,591億韓国ウォン(約1,227億円)の赤字となった。

HE事業本部は売上高が前年比0.2%増、プレミアム製品の販売拡大などにより営業利益は過去最高を記録した。

VC事業本部は売上高が前年比51.3%増の2兆7,731億韓国ウォン(約2,702億円)を記録したが、先行投資の影響で営業利益は小幅な赤字を記録した。

LG Electronics

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