米国の携帯電話事業者T-Mobile USが2017年春にLTE-Uを導入
- 2017年02月23日
- 海外携帯電話
ドイツのDeutsche Telekom傘下で米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USは2017年春にLTE-Uを導入すると発表した。
LTE-Uはアンライセンスバンド(非免許帯域)をLTE通信で利用する技術である。
ただ、LTE-UおよびLAAはアンライセンスバンドのみでLTE通信を利用するMulteFireとは異なり、ライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する。
なお、LTE-UはLBT機能がなく、LAAはLBT機能があり、これがLTE-UとLAAの大きな違いとなる。
T-Mobile USは2017年春よりアンライセンスバンドである5GHz帯の20MHz幅をLTE通信の補助として利用可能とし、通信速度の高速化やネットワークのキャパシティの増強を図る。
EricssonおよびNokiaよりFCCから承認された通信設備を調達し、LTE-Uに対応したネットワークを構築するという。
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