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インドで4月以降にiPhoneの製造を開始へ



米国のAppleは近くインドでiPhoneシリーズのスマートフォンの製造を開始することが外国メディアの報道で分かった。

Appleは製造委託先として台湾のWistron (緯創資通)を選定しており、Wistronがカルナータカ州のバンガロールに保有する工場において、iPhoneシリーズのスマートフォンの製造を開始するという。

インド政府関係筋による話として伝えられており、4~6週間以内にiPhone 6およびiPhone 6sの製造を開始する模様で、2017年4月下旬から2017年5月上旬よりインドでiPhone 6とiPhone 6sの製造を開始することになる。

さらに、3ヶ月以内にiPhone SEもインドで製造を開始するとしており、iPhone SEは2016年6月末までにインドで製造を開始する見通し。

インド政府はインド国内の製造業の発展を目指してMake In Indiaを政策として掲げており、外国企業によるインドへの投資を促進している。

複数のメーカーおよびブランドがMake In Indiaの政策に呼応してインド国内でスマートフォンを製造しているが、Appleもようやくインド国内でスマートフォンの製造を開始する。

インド国内でiPhoneシリーズのスマートフォンを製造することで、100米ドル(約11,000円)ほどの費用削減が期待されているという。

インドの携帯電話市場は中国に続いて世界で2番目に大きいが、Appleはインドにおけるスマートフォンの出荷台数のシェアで4%程度に留まる。

Appleはバンガロールに小売店も開設する計画としており、インドへの投資および事業規模の拡大を進める模様である。

WSJ

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