インドネシアのTelkomselがサービスセンターGraPARIをサウジアラビアに開設

インドネシア最大の移動体通信事業者であるTelekomunikasi Selular (Telkomsel)はサービスセンター「GraPARI」をサウジアラビアに開設した。

サウジアラビアのジッダ(ジェッダ)とマディーナ(メディナ)にGraPARIを開設しており、サウジアラビアを訪問もしくは同国に滞在するTelekomunikasi Selularの顧客に対して各種サービスを提供するという。

ジッダはサウジアラビアの中でも外国人の出稼ぎ労働者が多い都市で、インドネシアから渡航する出稼ぎ労働者も多い。

さらに、ジッダはイスラム教最大の聖地であるマッカ(メッカ)から近く、マッカを訪問する人々の多くはジッダを経由する。

また、マディーナはイスラム教第2の聖地とされている。

インドネシアはムスリム人口が世界で最も多い国であり、それだけにハッジやウムラでサウジアラビアに渡航するインドネシア人も多い。

多くのインドネシア人が集まると見込まれるジッダとマディーナにGraPARIを設置することで、顧客の利便性を向上する狙いがある。

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