韓国の携帯電話事業者KTがNB-IoTを商用化
- 2017年04月25日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるKTは韓国の移動体通信事業者としては初めてNB-IoT (NarrowBand-IoT)を商用化したと発表した。
KTは2016年3月に商用化したLTE-Mに続いてNB-IoTを商用化している。
2017年4月25日よりNB-IoTの商用サービスを開始しており、NB-IoTの提供エリアはソウル首都圏となっている。
NB-IoTの対応端末としてはSamsung Electronicsが開発した汎用位置トラッカーをベースとして、位置情報の追跡を活用した様々なサービスを提供するとしている。
汎用位置トラッカーは従来の類似製品と比べて小型化に成功し、さらに連続使用時間も大幅に向上したとのことである。
NB-IoTはIoT機器向けのLTE規格となり、3GPPが定める標準化規格のRelease 13に準拠する。
低コスト、低消費電力、カバレッジの広さなどを特徴としており、既存のLTE基地局を活用できるため迅速なエリア整備が可能で、IoT機器向け通信としての活用が期待されている。
なお、KTのNB-IoTに対応した商用ネットワークにはSamsung ElectronicsのNB-IoTソリューションを導入している。
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