中国移動香港が通信速度を下り400Mbps超に高速化、4.5Gとして展開
- 2017年05月10日
- 海外携帯電話
中国のChina Mobile (中国移動)の子会社で香港特別行政区の移動体通信事業者であるChina Mobile Hong Kong (中国移動香港:CMHK)は通信速度を下り400Mbps超に高速化した。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)と256QAMを適用して下り400Mbps超の通信速度を実現し、4.5Gとして展開する。
3CC CAの組み合わせはCA_7A-40Cとなり、帯域幅はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)が20MHz幅、TD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)が20MHz幅と10MHz幅、合計で50MHz幅を束ねる。
なお、China Mobile Hong Kongは2.6GHz帯の5MHz幅*2をHong Kong Telecommunications (HKT) (香港電訊)と交換したことで、連続した20MHz幅を使用可能となった。
理論値は公表していないが、420Mbpsに達すると思われる。
China Mobile Hong Kongの3CC CAおよび256QAMに対応した端末としてはSamsung Galaxy S8 (SM-G9500)およびSamsung Galaxy S8+ (SM-G9550)を用意する。
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