VodafoneがケニアSafaricomの株式をVodacomに譲渡
- 2017年05月16日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupはケニアの移動体通信事業者であるSafaricomの株式の大半を南アフリカのVodacom Groupに譲渡すると発表した。
Vodafone Groupは複数の全額出資子会社を通じてSafaricomに出資しており、具体的にはオランダのVodafone International HoldingsとケニアのVodafone Kenyaを通じてSafaricomに出資し、Vodafone Kenyaが直接出資となる。
Vodafone KenyaはSafaricomの株式40%を保有しており、Vodafone Groupは間接的にSafaricomの株式40%を保有するが、Vodafone International HoldingsはVodafone Kenyaの株式87.5%をVodacom Groupに売却し、残りの12.5%は引き続きVodafone International Holdingsが持つ。
したがって、Vodacom Groupは間接的にSafaricomの株式35%を取得することになる。
Voafacom GroupはVodafone Groupの子会社であるが、Vodafone GroupはVodacom Groupの新規発行株式2億2,680万株を取得することでも合意しており、Vodafone GroupによるVodacom Groupへの出資比率は65%から70%となる。
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