タイのTrueが2017年Q1の業績を発表、加入件数は順調に伸長

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タイのTrueは2017年第1四半期の業績を発表した。

2017年第1四半期の売上高は前年同期比11.9%増の324億5,700万タイバーツ(約1,058億円)、EBITDAは前年同期比29.5%増の73億2,600万タイバーツ(約239億円)、株主に帰属する純損益は11億5,200万タイバーツ(約38億円)の赤字となった。

売上高のうちTrueMove Hブランドの携帯電話事業による売上高は前年同期比24.3%増の163億2,900万タイバーツ(約532億円)、うち音声通話サービスが前年同期比7.2%増の52億9,500万タイバーツ(約173億円)、音声通話サービス以外のサービスが前年同期比34.1%増の99億9,700万タイバーツ(約326億円)、その他が前年同期比38.8%増の10億3,700万タイバーツ(約34億円)となった。

売上高のうち携帯電話事業は50.3%を占め、携帯電話事業による売上高のうち音声通話サービス以外のサービスが61.2%を占める。

携帯電話事業はTrueの中核事業のひとつであり、データ通信の伸長が携帯電話事業を牽引した。

携帯電話事業や固定通信事業のビジネスおよびサービスの拡大、携帯電話事業におけるネットワークの品質とカバレッジの向上に関する取り組み、周波数の利用ライセンスなどで発生したコストが純損失につながったとしている。

2017年第1四半期末の事業データも公開されている。

携帯電話サービスの加入件数はポストペイド契約が6,259,000件、プリペイド契約が19,505,000件、いずれも増加傾向が続いており、合計で25,764,000件に達した。

加入件数のうちポストペイド契約は24.3%、プリペイド契約は75.7%となる。

タイにおける携帯電話事業者別の加入件数の占有率は28.4%に上昇したと推定されている。

タイバーツ(THB)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が500タイバーツ(約1,629円)、プリペイド契約が113タイバーツ(約368円)、総合が207タイバーツ(約675円)となった。

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