韓国の携帯電話事業者LG Uplusが6月に下り最大900Mbpsに高速化へ
- 2017年05月23日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるLG Uplus (LG U+)は2017年6月にLTEサービスを高速化することが分かった。
LG Uplusは通信速度を下り最大900Mbpsに高速化する計画で、最終フィールドテストに成功したという。
下り最大900Mbpsはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)、256QAM、4×4 MIMOを同時に適用して実現する。
3CC CAの組み合わせはCA_1A-5A-7Aとなり、FDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)が20MHz幅、2.1GHz帯(Band 1)が20MHz幅、850MHz帯(Band 5)が10MHz幅、帯域幅は合計で50MHz幅となる。
2.6GHz帯と2.1GHz帯の搬送波に4×4 MIMOを適用し、さらにすべての搬送波に256QAMを適用することで、通信速度は下り最大900Mbpsに達する。
まずは韓国の首都・ソウルで下り最大900Mbpsに高速化する計画で、主にLG Groupが本社を置く汝矣島や人口が密集する江南などから高速化する予定としている。
対応端末はSamsung Galaxy S8 (SM-G950N)およびSamsung Galaxy S8+ (SM-G955N)となる。
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