タイのTOTが2.3GHz帯の事業提携先にdtac TriNetを選定
- 2017年05月25日
- 海外携帯電話
ノルウェーのTelenor傘下でタイの移動体通信事業者であるTotal Access Communicationは同じくタイの移動体通信事業者であるTOTより2.3GHz帯の事業提携先に選定されたと発表した。
TOTは第4世代移動通信システム(4G)向け周波数として2.3GHz帯の64MHz幅をTDDで保有しており、実際には64MHz幅のうち60MHz幅を4Gで利用できる。
ただ、2.3GHz帯は一部の帯域幅をTOTの携帯電話サービスで利用するが、残りの帯域幅は事業提携先の企業に貸し出すことで決定しており、複数の企業が2.3GHz帯を利用するための借用申請を提出していた。
TOTは選定作業の結果、Total Access Communicationの子会社であるdtac TriNetを事業提携先に選定した。
具体的な条件は開示されていないが、dtac TriNetは特定の条件下で45億1,000万タイバーツ(約147億円)をTOTに支払うことを提案したという。
Total Access CommunicationはTOTと具体的な契約交渉に入ることを明らかにしている。
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