ネパールのSmart Telecomが4G LTEのライセンスを取得、3Gを飛ばしてLTEを導入へ
- 2017年05月28日
- 海外携帯電話
ネパールの移動体通信事業者であるSmart TelecomはLTEサービスのライセンスを取得したことがネパールメディアの報道で分かった。
ネパールの政府機関で電気通信分野を管轄するNepal Telecommunications Authority (NTA)はSmart Telecomに対して2017年7月30日以降に1.8GHz帯でLTEサービスを提供することを承認したという。
これにより、Smart TelecomはFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)でLTEサービスを商用化することが可能となった。
Smart Telecomは早ければ2017年7月30日にLTEサービスを開始できるが、LTEサービスを商用化する具体的なスケジュールは明らかにされていない。
なお、Smart TelecomはGSM方式のみを導入しており、第3世代移動通信システム(3G)の通信方式を飛ばしてFDD-LTE方式を導入することになる。
ネパールの移動体通信事業者はSmart Telecomのほか、Nepal Doorsanchar、Ncell、United Telecom、Nepal Satellite Telecom、STM Telecom Sancharの計6社が存在し、2016年8月時点の加入件数の占有率はNepal Doorsancharが48%、Ncellが45%、Smart Telecomが4%、United Telecomが2%、Nepal Satellite Telecomが1%、STM Telecom Sancharは四捨五入では0%となるが、厳密には0.01%である。
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