LGエレクトロニクスがスマホ事業を管轄するMC事業本部の組織改編を実施
- 2017年06月20日
- 海外携帯電話
韓国のLG Electronicsはスマートフォン事業などを管轄するMC (Mobile Communications)事業本部の組織改編を電撃断行したと発表した。
MC事業本部では本部長直属の組織として端末事業部を新設した。
端末事業部にはスマートフォン事業に関連した迅速な意思決定と徹底した実行の権限が与えられている。
事業部長には前HE研究所長を任命し、テレビ事業で成功した実績をスマートフォン事業で再現することが期待されているという。
また、先行商品企画FDを新設しており、要素技術の強化および未来の技術に向けた準備を強化する狙いがある。
将来を先導できる革新的な技術の開発が求められ、既存の先行研究の組織とともに本部長直属に配置されている。
さらに、重要な部品を先行的かつ安定的に確保することを目的に、購買組織を購買グループに格上げし、グループ長にはLG G6の開発統括担当者を任命した。
ほかに、端末とアクセサリの連携を強化して事業ポートフォリオを多様化する目的で、最高経営責任者直属のIPD BDをMC事業本部傘下に移管し、組織名をCompanion Device BDに変更している。
スマートフォン事業の再建には端末とアクセサリの連携を深めることが重要で、MC事業本部傘下で一体的かつ迅速な取り組みが必要と判断した模様である。
LG ElectronicsはMC事業本部の組織改編により、責任の所在を明確化するとともに経営体制を強化し、スマートフォン事業で劣勢の現状から逆転を図るとしている。
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