VERTUがコーポレートオフィスをフランスに移転、TCLと業務提携も発表
- 2017年06月20日
- 海外携帯電話
高級携帯電話として知られるVERTUはコーポレートオフィスを英国のチャーチ・クロッカムからフランスの首都・パリに移転したことが分かった。
2017年3月中旬にVERTUはトルコ人投資家によって買収されており、トルコ人投資家がフランスで設立したVERTU AK FRANCEの傘下となった。
これに伴い、VERTUのコーポレートオフィスはチャーチ・クロッカムからパリに移転したという。
コーポレートオフィスは移転したが、すべてのVERTUの製品は英国で設計および製造されるとのことである。
また、VERTUは中国のTCL Communication Technology Holdings (TCL通訊科技控股)と業務提携することも発表している。
具体的な契約内容は開示していないが、VERTUは約4,000万米ドル(約45億円)でTCL Communication Technology Holdingsと重要な合意を交わしたという。
合意に基づいてVERTUはチャーチ・クロッカムの工場でTCL Communication Technology Holdingsの先進的かつ革新的な技術を用いた携帯電話の製造を実現し、高級携帯電話に革新的な技術を導入するとのことである。
VERTUはTCL Communication Technology Holdingsとの業務提携に関して、強力かつ国際的なブランドとして可能性を最大限に発揮するための第一歩と位置づけ、伝統と職人技を維持しつつ全事業部門で大幅な構造改革と近代化を進めていることも明らかにした。
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