米国のT-Mobile USがLAAのフィールドテストを実施、LTE-Uは6地域で導入
- 2017年07月02日
- 海外携帯電話
米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USは商用ネットワークでLAAのフィールドテストを実施したと発表した。
カリフォルニア州のロサンゼルスで実施したフィールドテストでは合計で80MHz幅を束ねて通信速度は741Mbpsを記録したという。
また、T-Mobile USは米国の移動体通信事業者としては初めてLTE-Uを導入した。
ワシントン州のベルビュー、ニューヨーク州のブルックリン区、ミシガン州のディアボーン、ネバダ州のラスベガス、テキサス州のリチャードソン、カリフォルニア州のシミバレーの6ヶ所でLTE-Uを利用可能とし、2017年後半にはさらに拡大する予定としている。
LTE-UおよびLAAはアンライセンスバンド(非免許帯域)をLTE通信で利用する技術である。
アンライセンスバンドのみでLTE通信を利用するMulteFireとは異なり、ライセンスバンド(免許帯域)におけるLTE通信の補助としてアンライセンスバンドを利用し、ライセンスバンドとアンライセンスバンドのアグリゲーションで活用する。
LTE-UはLBT機能がなく、LAAはLBT機能があり、これがLTE-UとLAAの大きな違いとなる。
なお、T-Mobile USはアンライセンスバンドとして5GHz帯を使用している。
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