三重県四日市市のCTYが地域BWA高度化方式の免許取得、AXGP方式を導入
- 2017年07月05日
- Regional BWA
CTY (シー・ティー・ワイ)は総務省の東海総合通信局より地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)の高度化方式の無線局免許を2017年7月3日付けで取得したと発表した。
地域BWAの制度に関しては制度改正によって従来のWiMAX方式より高速な通信速度などを実現する地域BWA高度化方式の導入が認められ、地域BWA高度化方式としてTD-LTE方式と高い互換性を有するAXGP方式もしくはWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)の運用が可能となった。
CTYはAXGP方式を採用しており、通信速度は下り最大110Mbpsとなる。
基地局数は2局で、サービス対象区域は三重県四日市市の一部、サービス提供開始予定時期は2017年8月である。
サービス内容は自治体向けサービスが避難所における無線LANスポット、見守りIoTサービス、各種センサやカメラインフラとしており、一般向けサービスが地域住民向けのSIMサービスや無線端末レンタルサービスとなっている。
見守りIoTサービスは実証実験と案内している。
SIMサービスはSIMカードのみを提供、無線端末レンタルサービスはSIMカードとデータ通信端末をセットで提供すると思われる。
なお、CTYは三重県四日市市に本社を置くCCJの傘下で、三重県四日市市に本社を置く企業である。
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