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カンボジアの4G/3G移行はスローペース、8割弱が2Gを利用



カンボジアの政府機関で電気通信分野などを管轄するTelecommunication Regulator Cambodia (以下、TRC)は携帯電話利用状況に関する統計を公表した。

2016年末時点で携帯電話サービスの加入件数は19,388,158件となり、2015年末時点の20,850,543件から減少に転じた。

携帯電話サービスの加入件数は順調に伸長させてきたが、少なくとも2011年以降では初めての減少となった。

カンボジアでは2015年9月よりSIMカードの実名登録を義務化し、未登録のSIMカードは2016年11月1日まで登録を受け付け、期限までに実名登録を完了しなかったSIMカードは無効化されたため、加入件数が減少したと考えられる。

通信方式の世代別比率も公開されており、第4世代移動通信システム(4G)が2.50%、第3世代移動通信システム(3G)が20.84%、第2世代移動通信システム(2G)が76.66%である。

依然として2Gの加入件数が圧倒的に多く、都市部では4Gの導入が進んでいるものの、カンボジアの人口の約80%が居住するとされる農村部では3Gへの移行も進まず、ほとんどが2Gのままと予想される。

なお、カンボジアの移動体通信事業者はCellcardブランドを展開するCamGSM、Smartブランドを展開するSmart Axiata、Metfoneブランドを展開するViettel (Cambodia)、SEATELブランドを展開するSouth East Asia Telecom (Cambodia)、qbブランドを展開するCambodia Advance Communications (CADCOMMS)、CooTelブランドを展開するXinwei (Cambodia) Telecomの6社で、これら6社が集計対象となる。

通信方式はCamGSM、Smart Axiata、Viettel (Cambodia)がLTE/W-CDMA/GSM方式、South East Asia Telecom (Cambodia)がLTE方式、Cambodia Advance CommunicationsがW-CDMA/GSM方式、Xinwei (Cambodia) TelecomがMcWiLL方式となり、LTE/McWiLL方式が4G、W-CDMA方式が3G、GSM方式が2Gとして集計されている。

TRC

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