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iPhone X・iPhone 8・iPhone 8 Plusで追加された周波数と削除された周波数



米国のAppleはスマートフォン「Apple iPhone X」、「Apple iPhone 8」、「Apple iPhone 8 Plus」を公開した。

いずれもLTEの対応周波数は充実しているが、ここでApple iPhone 7およびApple iPhone 7 Plusと比べて、新たに追加された周波数、そして削除された周波数を整理しておく。

なお、日本向けモデルを日本版、日本版以外でCDMA2000方式に対応したモデルをCDMA版、CDMA2000方式に非対応のモデルをGSM版と表記する。

CDMA版とGSM版はApple iPhone 7およびApple iPhone 7 PlusからFDD-LTE方式の1.7GHz帯(Band 66)とTD-LTE方式の2.0GHz帯(Band 34)を追加し、FDD-LTE方式の800MHz帯(Band 27)が削除された。

また、日本版はBand 66、Band 34、そしてTD-LTE方式の3.5GHz帯(Band 42)を追加し、CDMA版やGSM版と同様にBand 27が削除された。

Band 66はAWS-3とも呼ばれる周波数で、米国のT-Mobile USやカナダのFreedom Mobileが利用しており、AWSとも呼ばれるFDD-LTE方式の1.7GHz帯(Band 4)を内包する。

Band 34は加入件数ベースで世界最大の携帯電話事業者である中国のChina Mobile Communications (中国移動通信)が利用しており、2.0GHz帯はTD-SCDMA方式からTD-LTE方式に転用を進めている。

Band 42は世界各地で割り当てが進んでいるが、日本版のみ追加となり、日本ではNTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone、SoftBankが採用する。

削除されたBand 27を運用する携帯電話事業者は把握しておらず、存在しないか存在しても極めて少数と思われる。

なお、Band 27に世界で初めて対応したスマートフォンがApple iPhone 6sApple iPhone 6s Plusであった。

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