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香港のSmarToneが2017会計年度通年の業績を発表、マカオ事業は赤字



香港特別行政区のSmarTone Telecommunications Holdings (数碼通電訊集団)は2017会計年度通年の業績を公開し、携帯電話事業の業績なども判明した。

SmarTone Telecommunications Holdingsの2017会計年度は2017年6月末に終了する12ヶ月間となり、売上高は前期比53%減の87億1,500万香港ドル(約1,245億円)となった。

売上高のうち通信サービスによる売上高は前期比6%減の51億6,000万香港ドル(約737億円)で、売上高全体の約59.2%を占める。

株主に帰属する純利益は前期比16%減の6億7,200万香港ドル(約96億円)となり、前期比で減収減益を記録した。

また、地域別売上高では香港特別行政区の事業は売上高が85億7,600万香港ドル(約1,225億円)、マカオ特別行政区の事業は売上高が4億香港ドル(約57億円)で、消去は2億6,000万香港ドル(約37億円)となった。

香港特別行政区の事業は営業利益が9億5,300万香港ドル(約136億円)の黒字となったが、マカオ特別行政区の事業は営業利益が2,400万香港ドル(約3億4,000万円)の赤字を記録した。

2017会計年度末の事業データも公開されている。

携帯電話サービスの加入件数は前期比4%増の206万件となった。

ポストペイド契約における香港ドル(HKD)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前期比5%減の285香港ドル(約4,072円)である。

なお、香港特別行政区の事業は子会社のSmarTone Mobile Communications (数碼通電訊)を通じて、マカオ特別行政区の事業は子会社のSmartone – Comunicacoes Moveis (数碼通流動通訊(澳門))を通じて手掛ける。

4.5Gとして展開するLTE-Advanced Proの技術を導入したネットワークの強化にも言及している。

すでに香港特別行政区ではキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)を導入済みで、下りの256QAMや4×4 MIMO、上りの64QAMを実装して4.5Gのネットワークを強化するほか、2017年7月にはアンライセンスバンド(非免許帯域)を利用するLAA (Licensed Assisted Access)を導入し、2017年第3四半期にはIoT機器向けのLTE UE Category NB1 (以下、NB-IoT)、2017年第4四半期には大規模MIMOを導入する方針という。

SmarTone

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