アリババやJDがマレーシアの電子商取引サイト11streetの買収を検討か
- 2017年10月04日
- 海外携帯電話
中国のAlibaba Group Holding (阿里巴巴集団控股)と同じく中国のJingdong Group (京東集団:JD)はマレーシアのCelcom Planetの買収を検討していることが分かった。
Celcom Planetは韓国の移動体通信事業者であるSK Telecomの子会社であるSK PlanetとマレーシアのAxiata Groupの子会社でマレーシアの移動体通信事業者であるCelcom Axiataが共同出資する合弁会社である。
なお、SK Planetは子会社のSK Planet Global Holdings、Celcom Axiataは子会社のCelcom Intelligenceを通じて出資しており、出資比率はSK Planet Global Holdingsが51%、Celcom Intelligenceが49%となっている。
マレーシアではCelcom Planetが11streetとして電子商取引サイトを運営しており、マレーシアにおける電子商取引サイトとしてはマレーシアのEcart Services Malaysiaが運営するLAZADA.COM.MYに続いて2番目の規模となる。
なお、Ecart Services MalaysiaはAlibaba Group Holdingsが出資するシンガポールのLazada Groupの子会社である。
Alibaba Group HoldingsおよびJingdong Groupは共同で買収するのではなく、個別にCelcom Planetの買収に向けてCelcom Planetと積極的に交渉している模様で、Celcom Planetの株主に好条件を提示した企業が買収する見込み。
もしAlibaba Group Holdingsが買収すれば既存のEcart Services Malaysiaを含めてマレーシアで事業規模を拡大することになり、Jingdong Groupが買収すればマレーシアを新規開拓することになる。
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