鴻海グループが携帯電話小売の震旦電信を買収へ
- 2017年10月04日
- 海外携帯電話
台湾のAurora (震旦行)は同社の子会社であるAurora Telecom (震旦電信)の株式を売却すると発表した。
台湾証券取引所(台湾證券交易所)を通じて開示している。
売却先はBAO XIN INTERNATIONAL INVESTMENTS (寶鑫国際投資)およびSharp (Taiwan) Electronics (台湾夏普)で、両社に合計で25,555,530株を売却する。
25,555,530株はAurora Telecomの発行済み株式数の66%に相当し、1株あたり21.4台湾ドル(約79.5円)で売却、取引総額は5億4,688万8,000台湾ドル(約20億3,133万円)となる。
BAO XIN INTERNATIONAL INVESTMENTSはAurora Telecomの発行済み株式数の33%、Sharp (Taiwan) Electronicsも33%を保有することになる見込み。
なお、BAO XIN INTERNATIONAL INVESTMENTS (寶鑫国際投資)は台湾のFoxconn Technology Group (鴻海科技集団)傘下の企業で、Sharp (Taiwan) ElectronicsはFoxconn Technology Group傘下で日本のSHARPの台湾法人である。
したがって、取引が完了すればAurora TelecomはFoxconn Technology Groupの傘下に入ることになる。
Aurora Telecomは震旦通訊として携帯電話などの小売業を手掛けており、台湾ではSHARP AQUOS S2も取り扱っている。
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