ベトナムで番号ポータビリティの試験を開始、早ければ2017年中に導入へ
- 2017年10月04日
- 海外携帯電話
ベトナムの政府機関で電気通信分野を管轄する情報通信省はベトナムで番号ポータビリティの試験を開始したことを明らかにした。
ベトナムの携帯電話事業者は国防省が所有するViettel Group (軍隊通信グループ)傘下のViettel Telecom、Vietnam Posts and Telecommunications (ベトナム郵政通信総公社:VNPT)傘下のVNPT – VinaPhone、情報通信省が所有するMobiFone、Hanoi TelecomとHutchison Asia Telecommunicationsの合弁会社であるVietnamobile、公安省が所有するGlobal Telecommunications (GTEL)傘下のGTEL-Mobileの5社であるが、このうち同国の3大携帯電話事業者であるViettel Telecom、VNPT – VinaPhone、MobiFoneが番号ポータビリティの試験に参加している。
制度面では2017年末までに番号ポータビリティを導入することが承認されているため、試験を通じて技術面で問題がなければ2017年中に番号ポータビリティを開始する見通し。
なお、番号ポータビリティの申し込みには条件が設けられており、対象回線が開通から90日以上経過している必要がある。
番号ポータビリティは電話番号を変更せずに契約先の電気通信事業者を変更できる制度で、携帯電話の番号ポータビリティは1997年4月にシンガポールで初めて導入された。
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