インドネシア政府、2.1GHz帯と2.3GHz帯の周波数オークションを実施
インドネシアの政府機関で電気通信分野などを管轄する通信情報省(Kementerian Komunikasi dan Informatika:Kemkominfo)は2.1GHz帯と2.3GHz帯の周波数オークションを開催する。
すでに周波数オークションに参加する通信事業者を募集しており、条件なども公開されている。
周波数オークションの対象は合計で3ブロックを用意しており、2.1GHz帯はFDDで5MHz幅*2が2ブロック、2.3GHz帯はTDDで30MHz幅が1ブロックとなる。
具体的には2.1GHz帯のブロック11が1970.0~1975.0 MHzおよび2160.0~2165.0 MHz、ブロック12が1975.0~1980.0 MHzおよび2165.0~2170.0 MHz、2.3GHz帯が2300.0~2330.0 MHzとなり、いずれも利用権はインドネシア全土である。
3ブロックが用意されているが、1社あたりで取得できるブロック数は最大で1ブロックまでとなっている。
周波数オークションにはインドネシアで移動体通信網運用許可証を取得済みの通信事業者のみ参加可能としている。
まずは通信情報省が周波数オークションに参加申請した通信事業者の行政評価を実施し、行政評価を通過した通信事業者が入札を行う。
すべてのブロックの割当先が決定すれば、2.1GHz帯と全国通信事業者向けの2.3GHz帯はすべて割り当てを完了することになる。
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