NTTドコモと住友電工が5Gによる交通状況データ活用に向けた実証実験を実施
- 2017年10月20日
- docomo-総合
NTT DOCOMOとSumitomo Electric Industries (住友電気工業:以下、住友電工)は高度運転支援の実現に向けて、第5世代移動通信システム(5G)による交通状況データの活用に向けた実証実験を2017年9月19日より開始したことを明らかにした。
5Gと自動車や道路および建造物などの交通インフラに搭載したセンサを活用し、交通状況のリアルタイムな情報収集や解析を行う実証実験としている。
センサを設置した住友電工 横浜製作所のテストコースに、NTT DOCOMOの5G基地局と5G端末を搭載した自動車などを持ち込んで実証実験を実施したという。
高速、大容量、低遅延が期待される5Gを活用し、センサから走行中の自動車、歩行者、道路状況などの周辺環境の交通状況データを収集および解析することで、広範な交通状況をリアルタイムに把握する。
把握した交通状況に基づいて、自動車への高度運転支援、歩行者への歩行支援を行うことになり、交通状況データのユーザエクスペリエンス向上に向けた課題抽出や対策検討の過程にあるとのことである。
なお、実証実験の結果は2017年11月9日から2017年11月11日に日本未来科学館で開催される「見えてきた、“ちょっと先”の未来 ~5Gが創る未来のライフスタイル~」で発表する予定という。
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