米ハワイ・オアフ島で道路横断中の歩きスマホを禁止、外務省も注意を掲載
- 2017年10月26日
- 海外携帯電話
米国のハワイ州の一部で道路横断中における携帯用電子機器類の利用に係る規制を定めた条例を施行した。
ホノルル市・郡政府は2017年7月27日に「歩行者が一般道や幹線道路の横断中に携帯用電子機器類の画面を見ることを禁じる」と定めた条例を制定し、施行までの約3ヶ月間にわたり周知に努めていた。
携帯用電子機器類にはスマートフォン、フィーチャーフォン、タブレット、ノートパソコン、ポケットベル、携帯型ゲーム機、デジタルカメラなどが含まれているが、実質的に急増した道路横断中の「歩きスマホ」に対する対策措置と思われる。
条例は2017年10月25日より施行しており、対象区域はホノルル市・郡政府の管轄範囲であるオアフ島全域となっている。
当然ながら外国人旅行者も取り締まりの対象で、違反者への処分は条件に応じて異なる金額の罰金が定められており、裁判所に出頭して罰金を納付することになる。
罰金の金額は初回が15~35米ドル(約1,700~4,000円)、初回違反から1年以内に2回目の違反であれば35~75米ドル(約4,000~8,500円)、初回違反から1年以内に3回目以上の違反であれば75~99米ドル(約8,500~11,000円)となる。
ただ、一般道や幹線道路の横断中ではなく歩道を通行中の場合、一般道や幹線道路の横断中でも画面を見ずに単に音声通話を継続中の場合、一般道や幹線道路を横断中に画面を見る行為でも警察や消防への緊急通報中の場合は取り締まりの対象外としている。
日本の外務省や在ホノルル日本国総領事館も注意を掲載しており、安全確保のためにも道路横断中に電子機器類の画面を見る行為はやめるよう呼びかけている。
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