韓国のSOLiDがPantechを売却、わずか約100万円で
- 2017年10月26日
- Android関連
韓国のSOLiDはPantechを売却すると発表した。
金融監督院の電子公示システムを通じて情報を開示している。
SOLiDは子会社のSMA Solution Holdingsを通じてPantechを所有しているが、SMA Solution HoldingsはPantechの株式100%を韓国のK & A Holdingsに売却する。
SMA Solution HoldingsとK & A Holdingsは2017年10月26日付けでPantechの売買契約に関して合意に達している。
合意に基づいてK & A HoldingsはPantechの経営権、全株式、負債をすべて引き受けることになり、取引総額は10,000,000韓国ウォン(約1,009,000円)となる。
なお、K & A Holdingsは2016年に設立された特許収益化事業を専門とする企業である。
Pantechはすでにスマートフォン事業を中断し、IoT事業を売却することが決定しており、スマートフォンのアフターサービス事業と特許収益化事業を継続する見込み。
SOLiDは2015年にPantechを買収後、Pantechの経営再建に向けて最善の努力を尽くしたが、経営状況の悪化に伴う大規模な赤字と負債規模の増加が続き、財務リスクの解消とPantechの現状打開のために様々な手段を模索したという。
そこで、SOLiDおよびPantechの顧客や債権者に最も有益な方法として、K & A Holdingsに売却することで決定したと説明している。
精算手続きに進むより、Pantechの法人格を維持して特許収益化事業を通じて確保した資金でスマートフォンのアフターサービス事業や債務返済を継続することが最も有益とのことである。
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