SoftBank Group、SprintとT-Mobile USの統合計画を中止する方針を固める
- 2017年10月31日
- SoftBank-総合
SoftBank Groupは米国の移動体通信事業者であるSprintとT-Mobile USの統合計画を中止する方針を固めたことが日本経済新聞の報道で分かった。
Sprintの親会社であるSoftBank GroupはSprintとT-Mobile USの統合に向けて、T-Mobile USの親会社でドイツのDeutsche Telekom (DT)と交渉を重ねていたが、統合に向けた交渉を打ち切る方針を固めたという。
SoftBank Groupは交渉を打ち切る意向を2017年10月31日にもDeutsche Telekomに通達する見通しという。
SprintとT-Mobile USの統合後の新会社に関して、これまでの交渉でSoftBank GroupとDeutsche Telekomの双方が筆頭株主となることを望んでいた。
SoftBank Groupは第2の株主になるとの報道もあったが、SoftBank Groupは筆頭株主の立場を維持する方針としたため、SprintとT-Mobile USの統合計画を中止する決断を下した模様である。
過去には米国当局からの承認を得られない公算が大きいことからSprintとT-Mobile USの統合計画を中止し、米国の政権交代後に規制緩和の政策を受けて再びSprintとT-Mobile USの統合に向けて動いたが、再び統合計画が中止となる見込み。
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