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マレーシアで4600万件超の携帯電話加入者情報が流出、警察が捜査に乗り出す



マレーシアで携帯電話サービスの加入者情報が大量に流出したことが複数のマレーシアメディアの報道で分かった。

流出した加入者情報はオンラインを通じて売却された疑いがあるという。

アジアで最大級の個人情報漏洩事件になる可能性があると伝えられている。

少なくとも12社の移動体通信事業者(MNO)および仮想移動体通信事業者(MVNO)に登録された4,600万件超の加入者情報が流出した模様である。

流出した加入者情報の件数はCelcom Axiataのプリペイド契約が10,548,183件、Celcom Axiataのポストペイド契約が4,194,315件、Digi Telecommunicationsのプリペイド契約が11,411,815、Digi Telecommunicationsのポストペイド契約が2,036,730件、Maxisのプリペイド契約が9,562,019件、Maxisのポストペイド契約が2,840,741件、U Mobileが3,866,672件、REDtone Internationalが246,613件、Altel Communicationsが24,279件、Ceres Telecomが43,523件、Merchantrade Asiaが446,203件、Tune Talkが597,276件、XOX Mobileが79,139件、PLDT Malaysiaが68,900件、Enabling Asia Techが212,139件、合計で46,178,547件に達する。

加入者情報には氏名、携帯電話番号、SIMカードに記録された電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:IMSI)、本人確認書類の番号、住所などが含まれるという。

マレーシアの人口は3,200万人程度であるが、携帯電話サービスの加入件数は人口を上回っている。

複数の携帯電話番号を所有するマレーシア人は多く、またマレーシアに居住する外国人やマレーシアを訪問した外国人が所有する携帯電話番号も加入件数に集計されるため、流出した加入者情報には同一人物の重複分や外国人が含まれることは確実視されている。

2017年10月末時点でマレーシア警察は加入者情報の流出を認識しており、捜査に乗り出したという。

マレーシアの政府機関で電気通信分野などを管轄するMalaysian Communications and Multimedia Commission (MCMC)はマレーシア警察の捜査に協力する方針で、移動体通信事業者や仮想移動体通信事業者には協力を要請した模様である。

また、Celcom Axiataは捜査の支援で関連当局と緊密に協力すると表明し、Maxisは捜査を完全に支援すると表明した。

BERNAMA

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