香港で18:9の縦長ディスプレイを搭載したHTC U11+を発売
- 2017年11月14日
- Android関連
香港特別行政区の移動体通信事業者であるHutchison Telecommunications Hong Kong Holdings (和記電訊香港控股:HTHKH)およびCSL Mobile (香港移動通訊)はHTC (宏達国際電子)製のスマートフォン「HTC U11+」を発売した。
HTCのフラッグシップとなるスマートフォンである。
OSにはAndroid 8.0 Oreo Versionを採用し、独自ユーザインタフェースとしてHTC Senseを導入している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 835 Mobile Platform (MSM8998)で、CPUはオクタコアで動作周波数が最大2.45GHzとなっている。
ディスプレイは約6.0インチQHD+(1440*2880)Super LCD 6で、画素密度は537ppiに達する。
アスペクト比が18:9の縦長ディスプレイとなり、フロントのディスプレイ占有率は82%となる。
フロントパネルにはCorning Gorilla Glass 5を採用している。
カメラはリアに光学式手ブレ補正に対応した約1200万画素裏面照射型CMOSイメージセンサHTC UltraPixel 3、フロントに約800万画素裏面照射型CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1800(B3)/ 1700(B4)/1500(B32)/900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B12/B17/B28) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
下りはLTE DL Category 15、キャリアアグリゲーション(CA)を高度化した4コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(4CC CA)、256QAM、4×4 MIMO、上りはLTE UL Category 13、CA、64QAMに対応し、通信速度は下り最大800Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用可能である。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量は128GBとなる。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IP68に準拠した防水性能および防塵性能を有する。
電池パックは内蔵式で、容量は3930mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応し、充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cとなる。
リアには指紋認証センサを搭載しており、セキュリティ性能を高めている。
HTC Edge Senseを採用しており、サイドフレームに内蔵されたセンサを利用して操作できる。
なお、CSL Mobileはcsl.ブランドと1O1Oブランドの両方で取り扱う。
香港特別行政区における価格は5,598香港ドル(約82,000円)に設定されている。
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