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3G/2Gサービスを終了するインドのRCOM、9月の純減数が500万件超に



インドの携帯電話事業者であるReliance Communications (RCOM)は2017年9月に500万件超の大幅な純減を記録したことが分かった。

インドの政府機関で電気通信分野を管轄するTelecom Regulatory Authority of India (TRAI)はインドにおける2017年9月時点の携帯電話サービスの加入件数に関する統計情報を公開した。

インドの携帯電話市場は加入件数が11億8,000万件超の巨大な市場で、加入件数の規模では中国に次ぐ世界2位となるが、11社の携帯電話事業者がひしめき合う中で競争が激化し、携帯電話事業者の再編が続いて加入件数も減少傾向にある。

2017年9月は加入件数が2,800,303件の純減となり、11社の携帯電話事業者のうち純増はわずか3社、ほかの8社は純減となった。

純減した8社のうち、Reliance Communicationsが最も純減数が多く、5,091,790件の純減を記録した。

巨大な市場のインドでは1社の1ヶ月あたりの純減数が100万件超となることは決して珍しくないが、500万件超の規模の純減は少ない。

Reliance Communicationsは2017年5月に約17万件の純増を記録してから、2017年6月は約101万件の純減、2017年7月は約6万件の純減、2017年8月は約402万件、そして2017年9月は約509万件の純減と厳しい状況が続いている。

また、前月比で加入件数ベースの順位は7位に変わりないが、占有率は約6.51%から約6.10%に低下した。

Reliance Communicationsは2017年11月30日をもってCDMA2000方式による3GサービスとGSM方式による2Gサービスを終える計画で、収益性の高いFDD-LTE方式による4Gサービスに集中する戦略である。

3Gサービスや2Gサービスの加入者が離れているため、Reliance Communicationsとしては想定通りの大幅な純減と思われる。

なお、2017年9月はReliance Jio Infocommが最も純増数が多く、5,936,576件の純増を記録した。

TRAI

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