KDDIとJR東日本、5Gを用いた走行列車での8K/4K映像伝送実験を実施
- 2017年12月05日
- KDDI-総合
KDDIはEast Japan Railway Company (東日本旅客鉄道:以下、JR東日本)と共同で第5世代移動通信システム(5G)を用いた走行列車で8K/4K映像伝送実験を実施し、世界で初めて成功したと発表した。
2017年10月17日から2017年10月19日にかけて実証実験を実施しており、約1.5kmの区間に28GHz帯の実験システムを用いたエリアを構築し、JR東日本の在来線試験電車であるMUE-Trainを走行させて、先頭車両の4Kカメラを用いた高精細映像の送信および車内で8K映像のストリーミング受信に成功したという。
また、MUE-Trainを上下線それぞれの方向に時速約100kmで走行させた状況で、連続したハンドオーバーに成功したことも明らかにしている。
実証実験は28GHz帯の周波数でビームトラッキング技術を用いて実施しており、走行中において最大1.7Gbpsのスループットを達成したとのことである。
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