ベトナムの携帯電話事業者Vietnamobileが4G LTEのライセンスを取得

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ベトナムの政府機関で電気通信事業などを管轄する情報通信省(Ministry of Information and Communications：MIC)はベトナムの携帯電話事業者であるVietnamobileに対して第4世代移動通信システム(4G)のライセンスを交付した。

これによりVietnamobileは4Gの導入が認められ、4GとしてFDD-LTE方式を導入する見通し。

4Gのライセンスはベトナム全土で有効で、ライセンスの有効期間は2024年9月15日までとなっている。

ベトナムには5社の携帯電話事業者が存在するが、そのうちVietnamobileを除いた4社、具体的にはViettel Group (軍隊通信グループ)傘下のViettel Telecom、Vietnam Post and Telecommunication Group (ベトナム郵便通信グループ：VNPT)傘下のVNPT – VinaPhone、情報通信省が所有するMobiFone、Global Telecomunications (GTEL)傘下のGTEL-Mobileは2016年中に4Gのライセンスを取得済みである。

Vietnamobileが4Gのライセンスを取得したことで、ようやくベトナムのすべての携帯電話事業者が4Gのライセンスを取得したことになる。

なお、4Gのライセンスを取得した携帯電話事業者のうち、Viettel Telecom、VNPT – VinaPhone、MobiFoneの3社が4GとしてLTEサービスを提供している。

5社の携帯電話事業者がひしめくベトナムで、Vietnamobileは加入件数ベースで4位にとどまる。

情報通信省