中国電信集団が企業形態と社名の変更を案内
- 2017年12月31日
- 海外携帯電話
中国のChina Telecommunications Corporation (中国電信集団有限公司)は企業形態の改組および社名の変更について告知した。
国務院国有資産監督管理委員会より企業形態の変更に関して承認を受け、北京市城市管理委員会北京市工商行政管理局にて登記内容の変更に係る手続きを完了したとのことである。
China Telecommunications Corporationは企業形態を全民所有制企業(enterprise owned by the whole people)から国有独資公司(wholly state-owned company)に改組し、それに伴い中国語の社名を中国電信集団公司から中国電信集団有限公司に変更している。
なお、China Telecommunications Corporationは国務院国有資産監督管理委員会が全額出資する国有企業で、主要な子会社としてChina Telecom Corporation Limited (中国電信股份有限公司)などを所有する。
中国の中央人民政府は国有企業改革の一環で2017年12月31日までに大半の中央企業を従来の全民所有制企業から有限公司(株式会社)または有限責任公司(有限会社)へ移行させる計画を示しており、その一環でChina Telecommunications Corporationを有限公司化した。
なお、中央企業は中央人民政府直属で中央人民政府の監督および管理を受ける国有企業を指す。
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