韓国のSK Telecom、自律走行実験都市K-Cityに5Gネットワークを構築
- 2018年01月04日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK TelecomはK-Cityに第5世代移動通信システム(5G)のネットワークを構築したと発表した。
K-Cityは自律走行実験都市として韓国の京畿道華城市内に設置された計画都市で、世界各地で研究開発が進められている自律走行車の実験などを行える。
自律走行車では超高速、超大容量、超低遅延などを特徴とする5Gの活用が期待されており、SK TelecomはKorea Transportation Safety Authority (交通安全公団)と協力してK-Cityの主要な実験区間に5Gネットワークなどを構築したという。
具体的には1GBの動画を0.4秒で伝送できる通信速度が20Gbps級の試験用5Gネットワーク、実験車両と0.001秒以内にデータを送受信できる5G通信管制センター、精度が20cm以下の高精度な3D HDマップのように、5Gと関連して自律走行に必要なシステムを整備した。
K-Cityにて5Gのネットワークを整備したことで、自律走行の分野に携わる韓国企業はK-Cityで頻繁に技術を検証し、開発速度の加速が期待できるとのことである。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。