マレーシアのMaxisが2017年Q4の業績を発表

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マレーシアのMaxisは2017年第4四半期および2017年通年の業績を発表した。

2017年第4四半期の連結売上高は前年同期比3%減の21億5,000万マレーシアリンギット(約591億円)、株主に帰属する当期純利益は前年同期比11%増の5億5,900万マレーシアリンギット(約154億円)となった。

連結売上高のうち移動体通信事業のポストペイド契約の売上高は前年同期比6.5%増の10億7,600万マレーシアリンギット(約296億円)、プリペイド契約の売上高は前年同期比11.1%減の9億400万マレーシアリンギット(約248億円)となり、移動体通信事業全体の売上高は19億8,000万マレーシアリンギット(約544億円)で、連結売上高のうち92.1%を占める。

2017年通年の連結売上高は前年比1%増の86億9,600万マレーシアリンギット(約2,389億円)、株主に帰属する当期純利益は前年比9%増の21億9,200万マレーシアリンギット(約602億円)となった。

前年比で増収増益を達成したことになる。

2017年第4四半期末の事業データも公開されている。

移動体通信サービスの加入件数は音声通話契約のポストペイド契約が前四半期末から増加して289万4,000件、音声通話契約のプリペイド契約が前四半期末から減少して803万4,000件、データ通信専用契約が前四半期末から減少して16万3,000件、合計は10四半期連続で減少して1,109万1,000件となった。

すべての移動体通信サービスの加入件数のうち音声通話契約のポストペイド契約が26.1%、音声通話契約のプリペイド契約が72.4%、音声通話契約の合計が98.5%、データ通信契約が1.5%となる。

また、移動体通信サービスのうちLTEサービスの加入件数は620万件、データ通信の加入件数は820万件で、LTEサービスの加入比率は55.9%、データ通信の加入比率は73.9%である。

4Gとして提供するLTEサービスの人口カバー率は92%に達した。

2017年第4四半期に限定したマレーシアリンギット(MYR)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)はポストペイド契約が103マレーシアリンギット(約2,829円)、プリペイド契約が36マレーシアリンギット(約989円)、ポストペイド契約とプリペイド契約の総合が53マレーシアリンギット(約1,456円)となった。

Maxis