Snapdragon 845や8GB RAMを搭載したゲーミングスマホBlackSharkを準備中、小米が開発に参加
- 2018年02月21日
- Android関連
中国のBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG) (南昌黒鯊科技)はスマートフォン「BlackShark」を開発していることが分かった。
BlackSharkがAnTuTu (安兔兔)の測定結果に登場し、その内容がWeibo (微博)を通じて公開されている。
スペックの一部が判明しており、OSにはAndroid 8.0.0 Oreo Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform (SDM845)で、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイの解像度は1080*2160である。
アスペクト比が18:9のディスプレイを採用することが分かる。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は32GBとなっている。
内蔵ストレージの容量は32GBと表記されているが、最終的な製品版はより大容量になると思われる。
BlackSharkは未発表のスマートフォンである。
中文名称は黒鯊となり、Weiboでは公式アカウントの認定を受けた公式アカウントが開設されている。
Weiboでは黒鯊遊戯手机、すなわちBlackSharkゲーミングスマートフォンとして案内しており、BlackSharkはハイスペックなゲーミングスマートフォンと予測できる。
また、Weiboでは運営会社がBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)となっている。
すでにBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)は公式ウェブサイトを公開しており、2018年5月にスマートフォンを発売すると示唆している。
BLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)の登記情報を確認すると、2017年8月9日に設立された企業で、登記上の本店所在地は江西省の省都・南昌市の南昌経済技術開発区に置き、直接的な出資者はNanchang Jinkai Capital Management (南昌金開資本管理)、Nanchang Jinsha Technology Partnership Enterprise (南昌金鯊科技合夥企業)、Tianjin Jinxing Investment (天津金星投資)、Nanchang Yinzhong Technology Partnership Enterprise (南昌銀衆科技合夥企業)である。
出資比率はNanchang Jinkai Capital Managementが約38.8%、Nanchang Jinsha Technology Partnership Enterpriseが約29.6%、Tianjin Jinxing Investmentが約21.9%、Nanchang Yinzhong Technology Partnership Enterpriseが約9.7%となっている。
直接的な出資者のうちTianjin Jinxing InvestmentはXiaomi Technology (小米科技)の全額出資子会社であるため、Xiaomi TechnologyによるBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)の出資比率は間接的に約21.9%となる。
したがって、Xiaomi TechnologyはBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)の経営権こそ持たないが、BlackSharkの開発に関与することは決定的と考えられる。
登記上の本店所在地は南昌経済技術開発区であるが、主たる開発拠点は広東省深圳市に位置するBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)の深圳分公司となる模様で、BLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)の公式ウェブサイトでは連絡先の所在地として深圳分公司の所在地を案内している。
BlackShark
Weibo – BlackShark
Weibo – AnTuTu
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