豪州の携帯電話事業者Telstraが4G LTEを下り最大1.2Gbpsに高速化
- 2018年03月16日
- 海外携帯電話
豪州で最大手の移動体通信事業者(MNO)であるTelstraはTelstra 4GXとして提供しているLTEサービスの通信速度を下り最大1.2Gbpsに高速化した。
これまでTelstra 4GXは下り最大1Gbpsで提供していたが、Samsung Galaxy S9およびSamsung Galaxy S9+の発売に合わせて2018年3月16日より通信速度を高速化しており、Samsung Galaxy S9およびSamsung Galaxy S9+では下り最大1.2Gbpsで利用できる。
下り最大1.2Gbpsはキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)、全搬送波で256QAMおよび4×4 MIMOを適用して実現する。
3CC CAで利用する周波数はFDD-LTE方式の2.6GHz帯(Band 7)が隣接する20MHz幅と20MHz幅、700MHz帯(Band 28)が20MHz幅で、組み合わせはCA_7C-28Aとなる。
なお、商用のLTEサービスでは下り最大1.2Gbpsが世界最速で、下り最大1.2Gbpsで提供する移動体通信事業者はカタールのOoredooに続いてTelstraが2社目である。
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