東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、PMR用にLTE網を構築へ
- 2018年03月31日
- その他国内携帯電話
The Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Games (公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)は総務大臣より電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:以下、IMSI)の指定を受けた。
IMSIは3桁の国識別コード(Mobile Country Code:以下、MCC)、2桁または3桁の事業者識別コード(Mobile Network Code:以下、MNC)、最大10桁の加入者識別コード(Mobile Subscriber Identification Number:MSIN)で構成されており、日本では総務大臣が指定する。
日本のMCCは440または441となり、The Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Gamesが指定を受けたMCCは441、MNCは91であるため、MCCとMNCで構成される公衆陸上移動体ネットワーク番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)は441-91となる。
The Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic GamesはIMSIの指定を受けた背景について、2020年に東京都で開催される第32回オリンピック競技大会(2020/東京)および東京2020パラリンピック競技大会で大会運営用に使用する予定の無線通信システムに必要なためIMSIの割当を受けたという。
大会運営用に使用する予定の無線通信システムに関しては、業務用無線(Personal Mobile Radio:以下、PMR)で利用するLTEネットワークを構築する計画とのことである。
PMR用にLTEネットワークを構築することで、従来の業務用端末より軽量で携帯性に優れた業務用端末を大会運営で利用できると説明している。
なお、PMR用に利用する周波数については、すでにThe Tokyo Organising Committee of the Olympic and Paralympic Gamesの公式ウェブサイトにおける周波数基本計画のページで公開されている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。