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ロシアのTele2 Russiaが2018年Q2にウラジオストクで4G LTEを提供へ



ロシアの移動体通信事業者(MNO)でTele2ブランドを展開するACOSは4Gとして提供するLTEサービスの提供エリアを沿海地方(プリモルスキー地方)で導入すると発表した。

これまで沿海地方ではMegaFon、Mobile TeleSystem (MTS)、BeelineブランドのVimpelComがLTEサービスを提供しており、ACOSのみが沿海地方でLTEサービスを提供していない状況にある。

ACOSはスウェーデンのEricssonより通信設備を調達して通信設備の交換を進めており、沿海地方では2018年第2四半期にLTEサービスを正式に開始する計画で、LTEサービスの人口カバー率は80%を目指すという。

すでにウスリースク、アルセーニエフ、アルチョーム、ボリショイ・カーメニ、ダリネゴルスク、ナホトカ、パルチザンスク、スパッスク=ダリニー、フォーキノでは試験的にLTEサービスを利用可能としており、カヴァレロヴォ地区、ミハイロフスキー地区、ナジェジジンスコエ地区、オクチャブリスキー地区、チェルニゴフスキー地区、スパッスキー地区、チュグエフスキー地区、シュコトフスキー地区、ヤコブレフスキー地区の各都市にも順次拡大する。

ボリショイ・カーメニおよびフォーキノは閉鎖都市とも呼ばれる閉鎖行政区域に指定されており、渡航には制限があるため注意しておきたい。

沿海地方の首府・ウラジオストクでは2018年第2四半期にLTEサービスを商用化する計画である。

なお、ACOSの親会社であるT2 RTK HoldingはスウェーデンのTele2と資本関係はなく、ブランドライセンス提携に基づきTele2ブランドを展開している。

Tele2 Russia

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