スリランカの携帯電話事業者HutchとEtisalat Lankaが合併で合意
- 2018年04月28日
- 海外携帯電話
香港特別行政区のCK Hutchison Holdings (長江和記実業:CKH)およびアラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group Companyはスリランカの移動体通信事業を統合することで合意した。
CK Hutchison Holdingsは子会社のHutchison Telecommunications Lankaを通じて、Emirates Telecommunications Group Companyは子会社のEtisalat Lankaを通じてスリランカで移動体通信事業を手掛けているが、CK Hutchison HoldingsとEmirates Telecommunications Group CompanyはHutchison Telecommunications LankaとEtisalat Lankaの統合で合意に達したという。
なお、Hutchison Telecommunications Lankaはブランド名をHutchとして展開している。
統合後の会社はCK Hutchison Holdingsが株式の過半を持ち、CK Hutchison Holdingsの子会社となる予定である。
Emirates Telecommunications Group Companyはポートフォリオの最適化のため、スリランカ事業の持分を減らす方向で模索していた。
取引の完了には関連する規制当局の承認が必要となる。
なお、スリランカの移動体通信事業者(MNO)はDialog Axiata、Mobitel、Etisalat Lanka、Bharti Airtel Lanka、Hutchison Telecommunications Lankaの5社で、加入件数ベースの占有率はDialog Axiataが46.5%、Mobitelが23.4%、Etisalat Lankaが15.4%、Bharti Airtel Lankaが10.3%、Hutchison Telecommunications Lankaが4.4%である。
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