Apple製品がより高価になる可能性も、Appleが貿易摩擦の影響を警告
- 2018年08月03日
- Apple関連
米国のAppleは貿易摩擦の影響について警告した。
Appleが証券取引委員会(Securities and Exchange Commission:SEC)に提出した2018年第2四半期の報告書において、貿易摩擦に関して言及している。
報告書では国際的な貿易摩擦は関税の引き上げや保護主義的措置などをもたらし、Appleの事業に悪影響を及ぼす可能性があるという。
関税の引き上げは製品の製造に必要な原材料のコストを増大させて、Appleの利益に悪影響を与える懸念がある。
また、関税の引き上げによって製品の販売価格をより高価にする場合もあり、そうなればApple製品の競争力を低下させて、消費者の需要を縮小させる可能性があると警告している。
国際的な貿易摩擦に関して特定の国名こそ挙げていないが、ハードウェア製品のほとんどはアジアのパートナーが製造するとしており、状況的にも米中貿易摩擦を指すことは間違いない。
米中貿易摩擦が激化すれば、Appleの事業と消費者の両方に悪影響を与える可能性がある。
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