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LG V45 ThinQがLG初の5Gスマホに、LG V40 ThinQは製造台数削減の見込み



韓国のLG Electronicsが開発中のスマートフォン「LG V40 ThinQ」は製造台数を大幅に削減することが韓国メディアの報道で分かった。

LG V40 ThinQは2018年下半期のフラッグシップとして開発を進めているが、LG V30シリーズより製造台数は大幅に削減するという。

LG G7シリーズの派生モデルとLG V45 ThinQの発売が控えているため、LG V40 ThinQは製造台数を絞ると伝えられている。

また、LG V40 ThinQの製造台数を絞ることで、部品の余剰在庫を減らして収益性を改善する狙いがある。

LG G7シリーズの派生モデルについては、コードネームがFalconとPhoenixの2機種を開発していた模様である。

Falconは価格を抑えたスマートフォンで、Phoenixは高価格帯のスマートフォンとされており、Phoenixは販路の交渉などで難航したため中止に追い込まれ、Falconのみを発売するという。

LG G7シリーズは販売の不振が続いており、販売台数の実績は目標の半分程度の水準にとどまる状況で、LG G7シリーズの部品の余剰在庫でFalconを製造し、2018年9月に出荷を開始する。

ただ、LG V40 ThinQは2018年10月に第1周または第2週に発売する計画で、発売日はFalconとほぼと被ることになる。

さらに2019年初めにはLG V40 ThinQのアップグレード版としてLG V45 ThinQを準備しているという。

LG V45 ThinQはLG Electronicsにとって最初の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンとなる。

5Gに対応したスマートフォンの商用化が迫る中で、LG V40 ThinQは高価格帯のプレミアムなスマートフォンとしては製品寿命が短くなると判断したと思われる。

なお、LG V45 ThinQは5G用のアンテナの追加などで本体の厚さはLG V40 ThinQより約0.3mmほど厚くなり、通信モデムや高周波(RF)部品も変更される。

LG V40 ThinQとLG V45 ThinQでディスプレイやカメラなどの部品は共通となるため、ディスプレイやカメラなど特定の部品の供給量は合計するとLG V30シリーズより増える見込みという。

ETNews

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