タイのTOTが12月に4G LTEサービスを開始へ
- 2018年09月10日
- 海外携帯電話
タイの国有企業であるTOTはLTEサービスを2018年12月に開始すると明らかにした。
通信方式および周波数はTD-LTE方式の2.3GHz帯(Band 40)を利用する。
まずはタイの首都・バンコク都内で固定通信向けにLTEサービスを提供する予定で、主にバンコク都郊外の住宅をターゲットとするという。
月額料金は299タイバーツ(約1,000円)となる予定である。
TOTはタイのTotal Access Communicationの子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるdtac TriNetと締結したローミング契約に基づき、TOTが運用するLTEネットワークは先行してdtac TriNetの顧客に対してdtac TURBOとして提供している。
2018年12月からはTOTの顧客もTOTが運用するLTEネットワークを利用できる。
また、TOTは移動体通信事業のブランドをTOT3GからTOT Mobileに変更し、将来的には移動体通信向けにもLTEサービスを提供する計画である。
TOTの移動体通信サービスの加入件数は619,700件で、2018年末までに700,000件に達することを目標としている。
タイにはTOTのネットワークを利用する複数の仮想移動体通信事業者(MVNO)が存在し、619,700件のうち93.6%に相当する580,000件は仮想移動体通信事業者の顧客という。
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