タイのdtac TriNet、900MHz帯の周波数オークションへの参加が確定
- 2018年10月25日
- 海外携帯電話
dtacブランドを展開するタイのTotal Access Communicationは同社の子会社で同国の移動体通信事業者(MNO)であるdtac TriNet (DTN)が900MHz帯の周波数オークションに参加することが確定したと発表した。
これまでに、dtac TriNetはタイの政府機関で電気通信分野の規制を担う国家放送通信委員会(National Broadcasting Telecommunications Commission:NBTC)に周波数オークションの参加を申請したことが分かっている。
対象の周波数は900MHz帯で、具体的な周波数範囲は890.0~895.0 MHzおよび935.0~940.0 MHzの5MHz幅*2となる。
国家放送通信委員会はdtac TriNetを周波数オークションに参加する資格を有する事業体と認めたため、dtac TriNetは周波数オークションに参加することが確定した。
周波数オークションは当初の計画から度重なる延期を経て、2018年10月28日に開催する予定である。
当初は2018年8月18日に開催する計画と発表したものの、参加の申請がなく中止を余儀なくされたため、条件を変更して2018年10月20日に開催する計画に改めたが、参加の申請の締切を延長したことなどで最終的に2018年10月28日となった。
なお、dtac TriNetはTotal Access Communicationの子会社で、Total Access Communicationによる出資比率は99.99%となっている。
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