スライド式の前面カメラを採用したXiaomi Mi MIX 3を発表、画面占有率は93.4%に
- 2018年10月25日
- Android関連
中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「Xiaomi Mi MIX 3 (小米MIX 3)」を発表した。
フルディスプレイに近いデザインを採用したスマートフォンである。
OSにはAndroidをベースとするMIUIを採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 845 Mobile Platform (SDM845 AIE)を搭載する。
CPUはオクタコアで動作周波数は最大2.8GHzとなっている。
ディスプレイはSamsung Display製の約6.39インチFHD+(1080*2340)AMOLEDで、画素密度は403ppiである。
アスペクト比が19.5:9のディスプレイとなり、フロントのディスプレイ占有率は93.4%に達する。
カメラはリアにF値1.8の約1200万画素積層型CMOSイメージセンサSony IMX363とF値2.4の約1200万画素ISOCELLセンサSamsung S5K3M3+からなるデュアルカメラ、フロントに約2400万画素積層型CMOSイメージセンサSony IMX576と約200万画素CMOSイメージセンサOmniVision OV02A10からなるデュアルカメラを備える。
リアのカメラはAI (人工知能)による撮影シーンの自動認識や4軸光学式手ブレ補正に対応し、F値1.8のカメラが広角レンズ、F値2.4のカメラが望遠レンズとなる。
フロントのデュアルカメラは標準カメラと深度測定用のカメラで構成される。
また、フロントのカメラは磁動力スライドを採用し、フロントパネルからはカメラのスペースを省けるため、ディスプレイ占有率の引き上げに貢献している。
通信方式は6GB+128GB版と8GB+128GB版がFDD-LTE 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B20)/700(B12/B17) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 800(BC0) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応し、8GB+256GB版と10GB+256GB版がFDD-LTE 2600(B7)/2300(B30)/2100(B1)/ 1900(B2/B25)/1800(B3)/ 1700(B4/B66)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, TD-LTE 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1800(III)/ 1700(IV/IX)/900(VIII)/ 850(V)/800(VI/XIX) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, CDMA2000 2100(BC6)/1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
キャリアアグリゲーション(CA)や4×4 MIMOのほか、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。
4×4 MIMOはTD-LTE 2500(B41) MHzのみとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、2個のNano SIM (4FF)サイズのSIMカードスロットを備える。
Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5GHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応している。
システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(6GB+128GB版)、システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(8GB+128GB版)、システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(8GB+256GB版)、システムメモリの容量が10GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(10GB+256GB版)が用意される。
10GB+256GB版は故宮特別版として展開し、化粧箱のデザインや標準セットの同梱品が豪華となる。
電池パックは内蔵式で、容量は3200mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、急速充電のQualcomm Quick Charge 4.0+に対応する。
Wireless Power Consortium (WPC)のQiに準拠した無線充電を利用できる。
リアには指紋認証センサを備える。
カラーバリエーションは6GB+128GB版がOnyx Black (黒色)のみ、8GB+128GB版がOnyx Black、Sapphire Blue (宝石藍)、Jade Green (翡翠色)の3色展開、8GB+256GB版がOnyx Blackのみ、10GB+256GB版は故宮特別版の専用デザインとなる。
中国で2018年11月1日に6GB+128GB版、8GB+128GB版、8GB+256GB版、2018年11月下旬に10GB+256GB版を発売する予定で、価格は6GB+128GB版が3,299人民元(約53,000円)、8GB+128GB版が3,599人民元(約58,000円)、8GB+256GB版が3,999人民元(約65,000円)、10GB+256GB版が4,999人民元(約81,000円)に設定されている。
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