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韓国SK Telecomはソウルと安山で最初に5G商用化へ、端末はサムスン電子製が有力



韓国の移動体通信事業者(MNO)であるSK Telecomは韓国の首都・ソウル特別市および京畿道安山市で最初に第5世代移動通信システム(5G)を商用化することが韓国メディアの報道で分かった。

SK Telecomはソウル特別市江南区駅三洞にある江南駅と安山市檀園区元時洞の半月産業団地にある知識産業センターに最初の5Gのベースバンドユニット(BBU)を設置するという。

BBUの設置場所から近い範囲に無線周波数ユニット(RFU)を設置すると予想されており、江南駅および知識産業センターの周辺が最初の5Gのエリアになる見込みと報じられている。

BBUとRFUはともに韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が供給する。

SK Telecomは周波数オークションを通じて取得したサブ6GHz帯の3.5GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯を5G向けの周波数として保有するが、まずは3.5GHz帯を利用して5Gを商用化することが決まっている。

通信方式は3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、LTE方式と連携するノンスタンドアローン(NSA)となる。

5Gに対応した最初の端末としてはSamsung Electronicsが開発したモバイル無線LANルータとなることが有力という。

SK Telecomなど韓国の移動体通信事業者各社は2018年12月に5Gを商用化することを目指している。

ETNews

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