インドネシアのTelkom Indonesiaが2018年Q3の業績を発表
- 2018年11月23日
- 海外携帯電話
インドネシアのTelekomunikasi Indonesia (以下、Telkom Indonesia)は2018年第3四半期の業績を発表した。
2018年9月30日に終了した9ヶ月間の連結売上高は前年同期比2.3%増の99兆2,030億インドネシアルピア(約7,356億円)、営業利益は前年同期比17.3%減の29兆4,420億インドネシアルピア(約2,183億円)、株主に帰属する当期純利益は前年同期比20.6%減の14兆2,320億インドネシアルピア(約1,055億円)となった。
移動体通信事業の売上高は前年同期比5.4%減の65兆7,360億インドネシアルピア(約4,875億円)で、連結売上高のうち移動体通信事業は66.3%を占めており、Telkom Indonesiaにとって売上高ベースで移動体通信事業が最大の事業となっている。
Telkom Indonesiaはインドネシア政府が株式の52.09%を所有する国有企業で、残りの47.91%はインドネシア証券取引所およびニューヨーク証券取引所で株式公開している。
移動体通信事業はインドネシアおよび東ティモール(ティモール・レステ)で手掛けており、インドネシアでは子会社のTelekomunikasi Selularがブランド名をTelkomselとして、東ティモールでは子会社のTelekomunikasi Indonesia International (TL)がブランド名をTelkomcelとして展開する。
なお、Telekomunikasi SelularにはTelkom IndonesiaとシンガポールのSingapore Telecommunications (新加坡電信:Singtel/新電信)が資本参加しており、出資比率はTelkom Indonesiaが65%、Singapore Telecommunicationsが35%となっている。
Telekomunikasi Indonesia International (TL)にはTelkom Indonesiaの子会社で国際事業を担うTelekomunikasi Indonesia Internationalを通じて出資しており、Telkom Indonesiaによる出資比率は間接的に99.9998%である。
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