ソフトバンクとパナソニックがNB-IoTを活用した常時接続IoT家電の実証実験を開始へ
- 2018年11月02日
- SoftBank-総合
SoftBankおよびPanasonicはNB-IoTを活用した常時接続IoT家電の実用化に向けた実証実験を開始すると発表した。
NB-IoTを活用した常時接続IoT家電の実用化に向けた実証実験は商用環境下で実施するという。
SoftBankがNB-IoT向けに世界で初めて商用環境で接続試験に成功した高セキュリティのNIDD (Non-IP Data Delivery)技術を適用して2018年11月より大阪府内で開始する。
NB-IoTはIoT向け通信技術のセルラーLPWA (Low Power Wide Area)技術のひとつで、3GPP (3rd Generation Partnership Project)で規定されたIoT向けLTE規格となる。
また、NIDD技術は3GPPで規定された技術であり、IoT機器にIPアドレスを割り当てることなくデータ通信を利用できる。
通信にインターネットプロトコルを使わないため、IoT機器を狙った攻撃を受けるリスクが低く、高セキュリティなネットワークを構築できるほか、従来のデータ通信時に付加的に必要となるヘッダー情報などのデータが削減されることで、通信に必要な電力の抑制なども実現する。
各サービスプロバイダが提供するIoTプラットフォームや外部アプリケーションサーバと閉域網で接続することで、エンドツーエンドで高セキュリティネットワークの構築も可能となる。
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